波は誰のものでもなく、みんなで共有するもの。
それでも最低限のルールがあり、お互いに気持ちよくサーフィンするためには大切です。特に初心者の方がルールとマナーを守れていない場合もあるため、お互い気持ちよくサーフィンを楽しむためには知っておきたいものです。
サーフィンを行う際にサーファーが守っておきたいことは下記の5つがあります。
① 海を守る意識
② 気持ち良い連帯感&バイブスを大切に!
③ 前乗り厳禁!
④ ローカルへの配慮
⑤ 進路を塞がないように
これの5つを守れば大丈夫!
海を守る意識
何よりも大切!自然と海に感謝です。サーフィンが上手いことよりも、海を大切に出来るほうがよい!
人生の喜びを与えてくれた海を大切にしたいものですね。もちろん海で歩きタバコやゴミを捨てるなんてもってのほかです・・・。
気持ち良い連帯感&バイブスを大切に!
ピーク(波が最初に割れる位置)から波に乗ろうとしている人がいて、その人が確実に乗りそうな場合は、進路を空けて「ゴーゴー」と気持ちよく乗せてあげよう。
自然なローテーションがある場合は、その雰囲気を壊さないような配慮も心がけたい。波と一体になるのと同じように、同じサーファーとも連帯感をもってサーフィンを楽しみたいものです。
前乗り厳禁!
ピークからテイクオフしている人がいるのに、その横から同じ波に乗る「前乗り」(=ドロップイン)は、ライディングを遮られるばかりか、危険も伴います。仲間だけで波乗りしている場合はともかく、これをやったらかなりのルール違反です。
波に乗る優先権は、ピーク(波が最初に割れる位置)に近いところから乗ったサーファーにあり、どんなに混雑していようとも、1つの波には、1人が乗る「ワンマン・ワンウェイブ」が基本です。
間違って乗ってしまったらすぐにライディングを中止し、素直に謝りましょう。
ローカルへの配慮
ローカルはビーチクリーンを行ったり、そのエリアでサーフィンできる環境を維持するために、駐車場やトイレ問題の対応などを行ってくれています。そのポイントを守ってくれているローカルをリスペクトしよう!
もしローカル色が強いポイントやキャパシティが少ない場所、少人数で入るか、入ることを遠慮するのも、ひとつのマナーです。
もちろんポイントに入る際にはローカルの方に一言挨拶を忘れずに!
進路を塞がないように
ゲティングアウト(沖に出る)時は、波に乗っているサーファーを邪魔しない十分な配慮を!
基本的にはライディング中のサーファーの進行方向とは逆の方向へ避けてあげて、ラインを塞ぐなどの邪魔をしないこと。
※ただし、乗っているサーファーが転ぶ可能性や突っ込んでくる可能性もあるので、臨機応変に回避を。また、絶対にボードは手から離さないこと。
また、混雑している時にインサイド(岸寄り)で波待ちするのもNGです。万が一クラッシュしてしまったら、相手に声をかけて怪我が無いか確認しましょう。
サーフィンは人と自然を繋げてくれるもの。
本当は初心者も中級者も上級者も気持ちは同じ、波と一体となる感動が忘れられないのです(笑)。
相手の感動を喜び、相手に対する配慮を忘れずに波乗りを楽しみましょう。